西埠頭へ向かってだんだんと近づいてきます。(※右に見えるタンクは北海道ガス㈱のLNGタンクです)
しらせを右側から押している船は、「タグボート」と言われいて、港の中で大型の船などの操縦を手助けしています。
鮮やかなオレンジ色の船体が西埠頭に着岸(船が岸壁に着くこと)しました!
間近で見ると、船の大きさに迫力を感じます。(@_@;)
海面が結氷する南極の海では、この丸い船首を氷の上に乗せ、船の重みで氷を割りながら進むそうです。
ちなみに、現在のしらせは2代目であり、1代目しらせは、現在、民間の気象情報会社によって地球環境のモニタリング施設などとして活用されているそうです。
船内の様子も撮影しましたので、ご紹介します。
操舵室です。他の自衛隊の船に比べ広く出来ているそうです。
食堂です。会議室としても利用するそうです。
船員の方々が普段生活をしている部屋も公開されていました。
写真には撮っていないのですが、船内には、床屋で見かける赤・青・白の3色ねじり看板が付いた部屋がありました。
中をのぞいてみると、床屋の椅子があります(・・?
船内の説明をして頂いている方に、「しらせには、床屋さんも乗船しているんですか?」と尋ねたところ、「ここは散髪部屋で、船員同士で髪の毛を切っているんですよ。」とのことでした。
航海始めはなかなかうまくいかない散髪も、船を降りる頃には大分上達しているそうです。(*^_^*)
「しらせ」の石狩湾新港初寄港は、石狩湾新港管理組合を構成する自治体の一つである「石狩市」の市制15周年記念のイベントとして行われました。
そのほか、市内の児童館にて、衛星TVで南極昭和基地の隊員と子どもたちが会話をするなどのイベントも行われたそうです。
「しらせ」は、2日(金)に入港し、3(土)、4日(日)に一般公開をした後に出港する予定でしたが、台風の接近による気象状況の悪化のため、3日の夜、予定よりも一日早く出港しました。
なお、1日だけの公開となりましたが、来場者数は約4,500人となったそうです。
byのっぽさん
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